文の林

つたない文章の雑木林です

太陽系三兄弟戦隊レンジャー

地球の平和を守るために
太陽系三兄弟戦隊レンジャーが生まれた。
長男で赤色の戦隊スーツをまとった
運動能力が高い、ダイレンジャー
次男で黄色の戦隊スーツをまとった
調整能力が高い、ヨウレンジャー。
三男で青色の戦隊スーツをまとった
知的能力が高い、ケイレンジャー。

地球に第20-198850星雲の侵略軍団が
迫ってきていた。
地球を守るために作られていた地球防衛連は
迫ってくる侵略軍団をA軍団と名付け、
対応に迫られていた。
時間がなく、あわてて検討した結果、
太陽系三兄弟戦隊レンジャーに
出動の要請を行った。

ダイレンジャーは地球の総力を使って
断固として迎え撃つべきだと主張した。
ヨウレンジャーは何が目的なのか
友好的な対応ができるかもしれないので、
調べたとあとに対応すればいいと主張した。
ケイレンジャーは迫ってきている軍団が
他の星で何をやってたのか調べてから
対応を考えようと主張した。

ケイレンジャーがアメリカの宇宙局MIKAと
一緒に調べた結果、迫ってくるA軍団は
ある貴重な物質を探し求めていると判明した。

地球にその物質があるのか検討すると
同時に、時間が無いので
ヨウレンジャーは最新型ロケットERIーに
搭乗し交渉に飛び立った。
ダイレンジャーは護衛として戦闘ロケット
KAーNAに搭乗し同行していく事になった。
ケイレンジャーとMIKAは、その物質が
「水」と「塩」であることを突き止めた。
すぐにヨウレジャーに連絡した。
交戦すれば双方に被害が出る。
A軍団に「水」と「塩」が混合された物質
「海水」を提供するので、採取した後は
速やかに帰還してもらいたいと説得した。
継続して「海水」を提供するとも伝えた。
地球としては温暖化で海水面が上昇
傾向にあるので一石二鳥の対処だ。

A軍団も戦いになれば少なからず被害が
出るかもしれないので了承した。

太陽系三兄弟戦隊レンジャーは、
人知れず地球の平和に貢献していた。