文の林

つたない文章の雑木林です

受験ガチャ

「親ガチャ」と言う言葉を知った。
なるほど、子供の立場から親の選択権はなく
運に任せて親が決まるという意味らしい。
「子ガチャ」と言う言葉もあるらしい。
親も子供の選択権がないと言うことなのか。
まことにふざけた話だ。

文部科学省は入学者選別の試験問題や
試験方法などで相当苦慮しているようだ。
周知し共通テストを作成し実施するだけで、
莫大な費用や労力を使うだろう。
多種の問題の作成、英語の聞く、話す、読む、
書くの判断なんて難しいだろう。

高い偏差値の大学に入ってもサボる人はいるし、
低い偏差値の大学に入って頑張る人もいる。
地元の大学以外は、ガチャで決めるので
良いのではないか。
地元以外の大学に行こうと考えている人は、
大学がどこにあっても、親元を離れることでは
同じである。
受験前にいろいろ考えても、入学後は
そのようにならないことが多々あるのだ。
長い人生、1回だけのペーパーテストで
決まるわけではない。

受験生は一発勝負のガチャで大学を決めよう。
レバーを回すと、大学名が入ったカプセルが
無作為に転がり落ちてくる。
簡単、シンプルでいいじゃないか、それで。
決まった大学でどうするかは本人次第だ。
文部科学省の経費も相当に減ると思うので
減った分は大学運営に回してもらいたい。

会社の入社試験もガチャでいけるよ。
どうせ、「上司ガチャ」とか「部下ガチャ」と
言われるのならば。

今、受験勉強に明け暮れている諸君、
受験ガチャでの入学者選別を望まないなら
志望校を目指して励んでもらいたい!