私は、テレビで某国の軍事パレードを観ていた。
パレードしている軍人や旗を振っている
ほとんどの人は痩せている。
その国の指導者とその娘は太っていた。
なんだこれはと、嫌悪感を感じた。
オレオレ詐欺を主導して捕まった犯人は
お腹がはち切れそうなぐらい太っていた。
娘を殺してしまった母親をそそのかした友達は
ぶくぶく太っていた。
夏祭り会場でカレーに毒物を入れた人は
太っていて、冤罪だと言っている。
会社の不祥事が内部告発で発覚して
太った人が画面いっぱいに映り謝罪してした。
不愉快だ。
エレベーターで定員以下でブザーが鳴った
経験はないだろうか。
満員電車に乗ったときに、みんなやせていたら
もっと余裕を持って乗ることが出来るだろうと
思ったことはないだろうか。
飛行機や船、バスやタクシーに乗る場合、
太った人も痩せた人も同じ料金だ。
衣料品にしてもＳサイズと３Ｌサイズの場合、
使用する生地はだいぶ違うが値段は同じだ。
おかしくないか？
風呂で使う水の量も違うだろう。
これはおまけだが、
夏は太った人が近くに居るだけで暑い。
今後さらに世界の人口が増えてきたら、
必ず食糧難になるだろう。
太った人は、普通以上に食べるだろうから
資源の無駄遣いだ。
太った人が使う椅子やベッドは早く壊れ、
靴や床・階段などは摩耗が早いだろう。
太った人は少なくしなければならないと考えた。
私の国は裕福ではない。
財政は厳しいのだ。
私は太った人に課税するように指示した。
来年からＢＭＩが４０以上の人が対象だ。
３年後に３５以上、５年後に３０以上と
引き下げていこう。
課税方法は定期健診で判断する。
定期健診で病院に来ない人の対策は
街で太っていそうな人を見つけたら
抜き打ちでチェックする。
隠しておいた身長と体重を測定する車に
乗ってもらい計測する。
体重測定は、衣類は任意で脱いでもらう。
自信がある人は服を脱がなくても良いし、
少しでも小さい数字にしたい人は
着ているものはどこまで脱いでもいいように
考慮する。
ＢＭＩの数値が高い人は、翌年までに数値が
下がれば申請すれば課税されなくなる。
病院でデブ症候群の証明書をもらった人、
体重別のランクのあるスポーツの選手、
太っている方が有利な相撲の力士、
そのスポーツを目指す人は除く。
標準より痩せていても減税や還付はしない。
私の国では太った人が急激に少なくった。
太っているのは、私と私の親族だけだ。
